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2人が出発して、部屋にベニスホテルの部屋に1人になった。ひさびさの1人の朝、寂しい気持ちも起こってくる。いろんなことを考える、この後のたび、アフリカに行くといっていた自分、そして旅に疲れているのも自分、頭の中にはちっちゃな危険信号が何かを知らせている、これはただたびに億劫になった自分が鳴らしているだけなのか、それとも長いたびのなかで培ったなにかが危険信号をしらせているのか。今となっては本当のことはわからないが、ここで僕がたびの方向性に大きな変更をすることになった。そう、ピラミッドをみて考えたようにダハブへの切符を選択したのだ。この気持ちについては、たびのカタチで詳しく書いているのでそちらを見てほしい。これが純粋なそのときの僕の気持ち。
そうと決まれば動きははやい、まず2ヶ月かかるだろうダイブマスターのコースのために、国境で取得した1ヶ月ビザを延長する必要がある。考古学博物館近く、タフリール広場に面したムガンバと呼ばれるビル。これは政府のビルでいろんな機関がはいっていて、エジプト人も多く訪れている。セキュリティーチェックを受けて2階へビザの延長窓口へ向かう。この階もいろんな機関の窓口になっているのだろう、何十も並ぶ窓口の中で'Passport'と書かれた窓口へ、ビザの延長をしたいというと用紙をくれた必要事項を書き込んで、写真を1枚と一緒に提出、申請は3ヶ月の延長だ。申請料金は11.1LE、別の窓口に回されそこでの印紙を購入、窓口をたらいまわしにされるところなんかまるで日本のようだ。さて、最初の窓口にもどって印紙を提出する。受付のおばちゃんが叫ぶ「6month,OK?」どういう意味だろう、よーく話を聞いてみると6ヶ月の延長でよいかと聞いている。値段は一緒だという。どういうことだ、こちらとしては長くなる分にはなんら支障はない。結局僕のパスポートには2004年2月までという気の遠くなるような長いビザが押されることとなった。これで料金は$2を切る。恐るべしエジプトである。
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