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朝早くまりちゃんが起きだした、早く考古学博物館、ハンハリーリ、もしかしたらルクソールに行くかもといって宿を出て行った。彼女も1人で行動するようになってきたか。僕らも1時間ぐらい遅れて宿を出発する。今日の目的地は考古学博物館。
世界に誇るエジプトの秘宝を展示するのがここ考古学博物館だ。2階建ての建物はそんなに大きく見えないがその部屋数たるや100以上、展示されている数といったら半端ではない。タフリール広場にある赤い色に塗られた建物に向かっていく。正面の門ですでにセキュリティーチェックが行われこの列に並んで中にはいれるまでに10分、そしてチケットを買うのに5分並ぶ。やはりエジプト最大の見所人気も高い。
やっと中に入って展示されている像などに圧倒、これは見るのに時間がかかるぞ!そう思ってしまうほど所狭しと展示物が並んでいた。それぞれの展示の内容は数ある専門書にお任せすることにして、やはり最大の見所はツタンカーメン王の秘宝だ。
実は小さなころ「ツタンカーメンの秘宝展」という展示が僕の育った札幌にきたことがあった。確か親につれて行ってもらったぐらいだから、小さいときだったろう。いろんな展示があったのだろうが不思議とこのツタンカーメンの黄金のマスクを見た時のことを思い出すことができる。暗い部屋の中に小さいライトに照らされた黄金のマスクがこちらをジーと見ていたのを覚えている。今思えばここエジプトの考古学博物館からやってきていたのだ。そして、僕にとって何十年ぶりかの対面となる。2階の宝石の部屋そこにツタンカーメンの黄金のマスクは展示されている。1メートルほどのガラスケースに収められてこちらも薄暗い光のなか、小さなライトを浴びて金色に光っている。同じだった、小さなころ子供心にすごい!とおもったツタンカーメンの黄金マスクがここで再び出会うことができたのだった。
ツタンカーメンの秘宝の展示はやはり豪華絢爛でそれだけで感動できるものだったが、その他の展示をみるにはやはり歴史的な事実や王や王妃の名前、エジプトの神などの知識を知っていたほうが楽しく見ることができるだろう。もしこれからやってくるのであれば勉強してからくることをお勧めする。
ところで朝のまりちゃんの行動といい、最近3人旅をしていてどうも最近しっくりこない。2人もそう考えていたのか、深夜2人が話し合う声が聞こえる。最近僕が元気がないと心配してくれるやっちゃん、それをわかろうとしてくれるまりちゃん、1ヶ月以上も一緒にたびしているのだから何か不満や気に入らないことがあってあたりまえ、ここまでやってこれただけでもたいしたものだろう。こうやって彼らが心配してくれることがすばらしいそして感謝しなければならない。きっと僕のたびの気持ちが薄くなっているこれが一番の原因だろう。本当は彼らに関係ないこんなことを表に出してしまう僕の未熟なところなのだが…こうやって3人でたびすることでいやな思いやしんどいことも多いのは確かだが、一方でこうやって考えてくれる彼らを得たことが僕にとっての幸せである。
寝言で「どうしてこうなっちゃったんだろうね」といったそうだが、なんてこんなことをいっちゃったんだろうね?
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