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一昨日の夜のピラミッドとの対面から、1日たってとうとう昼間のピラミッドに対面するときが来た。ピラミッドまではバスが便利。タフリール広場の考古学博物館近くからピラミッド行きのバスが出るという話。そこに向かって歩いてゆく。途中声をかけてきたエジプシャンに聞くと彼もこれからバスでギザに行くという、なんと言う幸運、彼と一緒にいくことにした。

彼がバスに乗ろうとしているのはファラキ広場と呼ばれる場所。ツーリスト用のバスではなくローカルバス(924番)らしい。カイロのバス、町が立派なのに結構いいかげん。バス停の表示も僕らにはあるのか、ないのかもわからないがなんとなく人がたまっている場所があり、その辺りにくるとバスが止まる。扉はいつも開きっぱなしなので、だまって止まっているバスは乗せようとしているのかどうかもよくわからない。1分ぐらいしているとバスは何の前触れもなく出発する。しっかり停車するバスはいいほうで、ときには完全に停車せずのろのろと動きながら乗る客を乗せる。客も必死だ、走りながらバスに近づき手すりにつかまりひょいっとバスに飛び乗る。ただインドなんかと比べるとお客さんがそんな乗り方になれていないように見えるのは気のせいだろうか?

とにかく僕らもこんなローカルバスに乗りピラミッドのあるギザ地区へ向かった。親切なエジプシャンは気を利かせてか、それともそう思っているのか、それとも商売か、僕らを政府公認のツアー会社だというところに連れて行った。そこはラクダや馬で、サッカーラなどをまわるツアーがあるという場所。もちろんそんなツアーに参加する予定も無し。では帰りますといって親切な彼は帰っていた。彼が親切だったのか、商売だったのかいまだ不明。 ちょうどこの辺りはこんなツアー会社がたくさんあり、日本人の顔を見ると片言の日本語で話し掛けてくる輩も多い。会社の必死の勧誘も僕らに通じるわけがなく失敗。僕らはいよいよピラミッドとの対面を果たすことになる。

ピラミッドへの入場料は本来20LE、学生は10LEである。チケットを買い入場。ギザのピラミッド地域には大きな3つのピラミッド、スフィンクスがありもちろんピラミッドはもっとも大きなもの、僕らがよくテレビなどで見ているものだ。
最初に僕らを迎えたのはスフィンクス、人面獣身で有名全長57m、高さ20m、あたまはカフラー王に似せて作られたという説もある。アラブ人に鼻をとられ、イギリスに顎鬚をとられたその顔はなんとなく愛嬌がある。他の大きなピラミッドを後ろに従えているためか、思ったより小さいなという印象だ。
その後ろにはきれいに3つ並んだピラミッドがある。1つはクフ王、これが一番大きなピラミッドで高さ137mある、本来は146mあったというが一番上の部分が欠けている。その隣りがカフラー王のピラミッド、上部に化粧石がまだ残り一番美しく残っているピラミッドと言われる。高さは143m。3つ目がメンカウラー王のピラミッド、他の2つに比べると小さく65.5mこじんまりしたピラミッド。

スフィンクス、3つのピラミッドを眺めていると、とうとうエジプトまでやってきたんだなという実感がふつふつを湧いてくる。それほどエジプトを象徴するものである。いつも本やテレビで目にしてどんなものなんだろうと思っていたものがここにあった。しかし、同時に思ったよりも感動していない自分がいる。これだけ有名なものを見ても感動しないというのは何かがおかしい。すっかり僕の好奇心は擦り切れてしまったのだろうか?遺跡を見るのに疲れてしまったのだろうか?暑い中を長い間あるいて遺跡を見る、そしてあまり歴史やいわれに知識がない、そんな中一体何のために見ているのか、そんな風に考えてしまっているのかもしれない。そしてここに来てたびの疲れがどっと出ているように思う。何をするにも面倒くさい、やっちゃんは3人旅が疲れさせているんですよというが、本当にそうだろうか?正直このままアフリカに入っていく自信がない、このまま行けば何か事故か事件に巻き込まれるようなきがする。そんな思いを確認させるピラミッドだった。

ピラミッドからの帰り道、僕らはいつものようにローカルバスで帰る、渋滞に巻き込まれぎゅうぎゅうづめのバスの中この先の道をいろいろ考えた。そこで目の前に現れたのがダハブでダイブマスターを取ろうということ、2ヶ月という期間あの海でのんびりとすごす、よいリフレッシュになるだろうそして、あの海でたくさん潜れるということがすばらしい。このたびで思い出以外に形に残る何かを作るというのもいいことだろう。僕のたびの進路が大きく変わった瞬間だった。

面白かった(^o^)丿 まあまあ(ーー;) よくない(T_T)

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